こんにちは、のびすけです。 LINE OpenChat始まりましたねー!

昨日(2019年8月8日)の13:00から先行ユーザーからの招待が解放されて、招待を受けたユーザーも使えるようになっていってるみたいです。僕もいくつかグループ作って試してみてます。プロトアウトスタジオでもスクールの学生向けOpenChatが生まれました。学生向けなのでジョインしたい人はぜひ入学検討を!笑

今回は気になる LINE OpenChatの機能紹介や始め方、BOTが使えるのか?などをまとめてみます。

LINE OpenChatって?

【新機能】グループ機能を拡張したOpenChatがリリース!などでリリースが出てますが、 オープンなコミュニティ向けに使えるLINEの新グループチャット機能です。

公式ページによると「LINE OpenChatは、関心事ベースのリアルタイムコミュニケーション機能です。いつものLINEを使ってすばやく簡単にアクセスできます。新しい友達と多様な会話を交わしてみてください。興味のあるテーマについて語り合えるだけでなく、特に関心のあるテーマがないときでも何か良い情報をいち早く得ることができるかもしれません。LINE OpenChatの新しい対話を通じて、より楽しい時間を共有してみませんか?」とのことです。

あと、 一応まだ先行利用期間とのことで、8月19日以降に一般開放される模様です。

関連リンク

機能1. URLでグループに招待できる

これが大きな違いだと思っています。 今までのグループチャットはURLを発行してユーザーを招待することが出来ず、友達になってから追加しないといけませんでした。

機能2. ユーザー名とアイコンをグループ毎に変更できる(匿名投稿が出来る)

グループ毎に自分のアカウントの表示名や画像を変えることができます。 公式のユースケースとしては、保育園のママコミュニティなどでは自分の名前より「〇〇君のママ」という表記の方が認識してもらえる みたいな話でした。また、名前もアイコンも変更できるので 匿名投稿をするBBSのような使い方も可能です。

僕も高校までの友達と大学以降の友達で呼ばれ方が異なるので、使い分けをしようと思います。

実際には、プロトアウトスタジオだと僕は校長なので、スクールのOpenChatでは「のびすけ校長」という表示名にしてみました。

機能3. メンバーと権限の管理

管理者のみが行えるアクションや、共同管理者を指名するなど管理者がグループの自治をする機能が設けられています。

OpenChatはオープンなコミュニティになるので、共同管理者追加や垢バンなど細やかな設定が出来る模様です。

その他にも、 5000人までのグループ人数(通常グループは500人)、自分がグループに入る前の過去のトークを遡れる(通常は遡れない)などの違いがあります。

通常のグループで使えるけどOpenChatで使えない機能

逆に通常のLINEグループで使えてOpenChatで使えない機能もあります。

  • 写真アルバム
  • BGM設定 (LINE Music)
  • 送金依頼 (LINE Pay)
  • グループ内Live配信
  • 日程調整

などはOpenChatでは使えません。他にもゲームやあみだくじなど細かな機能で使えないものはいくつかあります。

やはり、 グループは仲間内なコミュニケーション、OpenChatはオープンなコミュニケーションっていう使い分けになってくるのだと思います。

LINE OpenChatを使ってみる

手順1. LINEアプリを最新にする

他の機能リリースでも同様ですが、最新にしないと機能が使えません。 アプリを最新にしましょう。

iPhone版では9.12.0以降、Android版では9.13.0以降のバージョンで利用できます。

Macしか確認できてないですが、デスクトップ版(v5.18.2)でも利用できます。

手順2. OpenChatをアクティブ化する(初めての時だけ)

初めて利用する時はOpenChatをアクティブ化する必要があります。LINE Thingsなどと同様ですね。

こちらのURL https://w.line.me/openchatactivate を読み込んで許可することでアクティブ化出来ます。

こちらのQRでもアクティベート出来ます。

ちなみにアクティブ化URLの最後に/が入るとAndroidの場合だけかもですがエラーになる場合があるみたいです。

Whitelabel Error Pageみたいな表示が出たらURLを見直して見てください。

手順3. LINEアプリを再起動

OpenChatをアクティブ化したらアプリを再起動しましょう。

手順4. OpenChatにジョインする

#openchatなどのハッシュタグで調べると誰かが作ったオープンチャットグループがあるのでジョインしてみましょう。

自分でオープンチャットグループも作れる

手順3で一回アクティブにすると自分でグループを作ることができるようになります。トーク一覧画面の新規トーク作成アイコンを押したメニューに「オープンチャット」の項目が追加されます。

個人で開発したLINE BOTはOpenChat内で使える?

開発者的には、ここが気になるポイントだと思います。

現時点では個人が作ったLINE BOTはオープンチャット内に招待することが出来ない模様です。 つまり現時点(2019年8月8日)ではOpenChatで個人が開発したLINE BOTは利用できません。 これは対応を待ちましょう。

公式の通訳ボットなどは利用できるので裏側の仕組み的には出来るけど解放されていないって雰囲気だと思います。

Messaging API(LINE BOT)以外にもLINE Notifyも現状OpenChatでは扱えない模様でした。

この辺も随時ウォッチしていって利用できるようになったら紹介したいですね。

まとめと所感

とりあえず、まだ先行利用期間ですが2019年8月8日からこの手順で誰でもOpenChatを利用できるようになりました。

とりあえず使ってみましたが、通知がエグい感じになるのでそこは現時点では注意です。OpenChatはミュート運用くらいでもいいかもしれません。その内公式で何かしらの対応があるとは思っています。

今はまだOpenChatのトークルーム検索などは出来ないみたいですが、8/19以降に開放されるのだと思います。

いくつかのグループを見ていて、mixiのグループでのコミュニケーションや、Twitterの初期など、昔の匿名時代のインターネットの世界っぽいコミュニケーションがLINEで出来るようになる可能性や気運を感じました。(ちょい荒れているところは荒れている)

Facebook MessengerやSlackの現状の利用シーンの一部はOpenChatにマージされる気がしますね。

皆さんもとりあえず触ってみて自分だったらどう使ってみるか試してみてはいかがでしょ。

それでは!